Jem Cuoio Artigiano 中川工房

革小物を製造している中川工房のブログです。更新は少なめですがSNSでは出来ない長文や写真でのお知らせなどを掲載しています。 また本革のエイジングサンプル集など革について知りたい方のページもあるのでご覧ください。 レザーソムリエProfessional(中級)資格・古物商許可所持

2019年10月

革小物を製造している中川工房のブログです。更新は少なめですがSNSでは出来ない長文や写真でのお知らせなどを掲載しています。

また本革のエイジングサンプル集など革について知りたい方のページもあるのでご覧ください。

革漉きを請け負ってくれる松本皮革さん 愛知県あま市

少しレザークラフトが進んでいないのですが、秋の間に製作をこなしておきたい物の加工に出かけてきました。

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ラティーゴレザーのルアーワレットのレザー部分です。

元々はHERZさんに革を卸していた革卸から購入した物です。このころのラティーゴは吟面の強靭さやしっかりと締まった革質など、今では手に入りにくい物の一つです。
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英Jベイカー ブライドルレザー トコマチ名刺入れ 1008

製作後に完全に忘れていた名刺入れになります。

使用したのは英国Jベイカー社 ブライドルレザー グレージングブラックです。

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イタリアンオイルドヌメ カード入れ 1007

伊MPG社のオイルドヌメレザーで製作したカード入れです。


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栃木サドル ネイビー×ウォルナットのケース

革と樹のケースの2個目になります。

使用したのは栃木レザー社サドルレザー ネイビー、縫い糸はビニモMBT 紺になります。

全ての革で栃木レザー社の物を使用しているので、こちらも赤タグをお付けしております。

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ウォルナット×栃木サドルレザーのケース 1006

革と樹のペンケース、新たに栃木レザーの赤タグを取得したケースの紹介です。

使用したのは栃木レザー社のサドルレザー チョコ、縫い糸はビニモMBT こげ茶です。

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ルアーウォレット 両面ポケット付き サドルレザー 1005

ヤフオクに出品する釣り具の紹介です。

使用レザーはクラフト社サドルレザー ナチュラル、縫い糸はUSシニュー糸 ナチュラルです。

今回は両面ポケット バネホック仕様になります。

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革と樹のケースの金具のサビに関して

今回は製作後にしばらく経った革と樹のケースの3種類に使用している金具に関してのお知らせです。

ヤフオクから来た方は、必ず最後までお読みください。



こちらですが、保管品の確認をしていたら、錆びや変色が進んできていました。

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サドルレザー ルアーウォレット 1004

レザークラフトで製作したレザーウォレットになります。

使用レザーはクラフト社サドルレザー ナチュラル、縫い糸はUSシニュー ナチュラルです。

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レザークラフトの手縫いをどんな方向でも縫えるように

今回はレザークラフトの手縫いに関しての、ちょっとした忘備録です。

ですので、このやり方はする際はいきなり本番ではなく、試し縫いして納得してから作業をしてくださいね。

ちなみの基本的な縫い方に関しては、レザークラフトの手縫いとリメイクという記事で紹介しています。

さらに、菱目打ちを打った表側(吟面や表革から)針を入れる方法をレザークラフトの手縫いをどんな状況でも縫えるため... の方で取り上げています。よろしければ合わせてご覧ください。







手縫いの方法に関しては、皆さん様々な手法でされていますが、本などで一般的に紹介されている方法は次のような縫い方です。

私のポニーを使用して手前に向かって縫う方法をとっています。

まず、菱目打ちなどで穴をあけ、表(菱目を打った側)を右に、裏(菱目が突き抜けた側)を左に置きます。

そして、裏側から針を通し、革の中を通っている糸を手前側に寄せ、表側の右からの針を菱目の奥側の方に通して、両方の糸を引っ張って締める。

そうすると、下の写真のように、表側が斜めになる縫いになると思います。(途中の写真がないですが、本などで書かれているのでそちらを確認してみてください)

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レザークラフトの手縫いをどんな状況でも縫えるために

今回はレザークラフトの基本である手縫いの応用的な縫い方に関して取り上げようと思います。

ちなみにこれまでに基本的に縫い方をレザークラフトの手縫いとリメイクで、応用でミシン縫いのように通常の菱目打ちの向きとは逆な縫い方をする場合などを
レザークラフトの手縫いをどんな方向にも縫えるようにで取り上げました。





基本的な縫い方で紹介しましたが、通常は菱目打ちを打った裏から(床面や内革から)針を入れる方法がよく紹介されます。

ですが、今回は逆に菱目打ちを打った表側(吟面や表革から)針を入れる方法の紹介です。といってもよく知られているので今更な気がしますが、お付き合いを。

ではまず、ある程度縫った状態ですが、これを表側から針を入れます。
イメージ 1
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上の写真のようになりますが、裏から針を入れた場合この糸のループを少し残した状態で反対から針を入れるのですが、今回のように表から糸を入れる場合はこのループを作ってはいけません。
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