今回はいつもとは違った趣の話になります。

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という事で、こういった荷物が届きました。伝票を見ると…

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発送地は英国になっています。このあたりから発送されました。
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さて、今回は商品を個人輸入をするとどういった手続きが必要か?という話です。

輸入にも代行業者やEC利用など、いくつかの手段がありますが、今回は海外メーカーから直接取引で配送してもらうというパターンになります。

ですので、メーカーとのやり取りや支払・関税などの支払いなど全て自分でしなければなりません。

という事でまずはメーカーさんとのやり取りですが、これはGoogleの翻訳などが今はあるのでそう苦労せずに出来ると思います。

ただ、翻訳サイトの英語は基本アメリカ英語なので、イギリス英語と若干の違いがあり、相手側には「翻訳サイトを利用しているので少し分かりにくいかもしれません」と断ったうえでやり取りをしていました。

数年前にも少しやりとりしたことのあるメーカーだったので(この時は輸入しなかったのですが)比較的すいすいと話が進んでいき、商品購入も決まり2週間ほどたって相手から商品が準備出来たと連絡があったので請求書の金額を支払します。

当然英国の会社なのでポンドで相手の銀行に支払いをする必要があります。

日本だと郵便局や銀行などで海外送金出来ますが、結構手数料や通貨スワップが大きいです。

という事で今回は最近取引が増えていると言われるWISEを利用してみました。WISEの法人アカウントを取得して、それから支払額などを入力、どういった目的で送金するかなどの項目を入力してゆきます。

ちなみに初利用という事もあり、不慣れなせいで3回ぐらい修正しつつ入力してやっと送金できました。送金総額を計算すると通常の銀行を用いた国際送金よりもかなり安く送金できたようです。

送金して2日ほどで相手側から発送の連絡が来て海を渡って荷物がやってきます。

配送業者の追跡システムで確認するとおおよそ荷物が来るまでに10日ほどかかるようです。

とはいえ、海外から物流混乱のある状態なので、もれなく遅延が生じました。イギリス国内と経由地のフランスでしばらく止まっていました。

とはいえ、遅延状態が5日ぐらいあったのですが配送予定日より1日遅れだけで配送が完了しました。

メーカーが利用した配送業者は「interparcel Fed Ex.」という配送業者で、最初は大手のFedexの事かと思っていたのですが、それとは違う業者でした。

発送連絡後でも追跡が出来ないのでなんでだろうか?と思っていたのですが、そもそも業者が違っていたというオチでした。

追跡が無事出来た後はこんな感じで運ばれていきます。


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こちらのinterparcel Fed Exだと日本の配送業者はセイノースーパーエクスプレスというところが委託されているようです。

今回は関税+国内消費税などの支払いは通関時に配送業者が一旦先払いして、後日届く請求書を利用して払うことになります。

という事で荷物をさっそく開封しましょう。

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という事で届いた荷物は革でした。

私が輸入したのは英国ベイカー社産のオークバーグフルグレインブライドルレザー ショルダーと通常のブライドルレザー ショルダーになります。

こちらの紹介はまた後日にしますが、これ良い革ですよ。あと手に入りづらく、販売している所もあるのですがフルグレインタイプでは無かったり、在庫がいつも無かったりとでいっそうの事タンナーさんと直取引した方が早いと今回の輸入となりました。

ちなみに輸入時の配送料の関係で自分で使用する以上の分を購入しているので、使う分以外は販売しようと思います。

まあ実費用+ある程度の利益を載せてになりますが、ベイカー社のフルグレインブライドルレザーはあまり出回っていないのとベイカー社との直取引での購入なので物の信用性はしっかりしています。



色々とレザークラフトで作ったものやたまに掘り出し物なども出していますので、よろしければご覧ください。

また、出品予定もしくは出品中の物はブログからご連絡いただければ、直接販売もできますので、ご希望の方はどうぞ。




こちらのリンクはヤフオク出品中一覧へとリンクしています

それではまた